公証人とは、notary。Notary publicともいいます。その役割ですが、それは、
あなたが、サインする書類に
■ あなたがまさに、サインする人間本人であり
■ 強制されたりしていない
といったことを、対外的に、確認するために、利用します。
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遠隔投資の場合、
というサインが契約書にあっても、
■ その人は実在するのか?
■ その人は、実際に任意に、その契約書にサインしたのか?
を確認することは、至難の業。
変な話、その山田花子さんが、「私はその契約書にサインをしていない」なんて、後から言い出したら、契約無効になってしまいます。
そのため、公証人の前でサインをし、公証をしてもらった(notarize)文書しか、契約相手は、「正式な契約として、受け付けたくない、信憑性を認められない」というわけです。
日本からの遠隔投資で、対米で一番便利なのは、アメリカ大使館や領事館の公証サービスを利用すること。
アメリカのnotary publicは、アメリカの資格ですから、日本では営業できません。例外が、「日本国の管轄外」である、大使館・領事館というわけです。
また、地方でそれも不便な方は、条約で、日本とアメリカの公証人をお互いの国で認め合う、ということになっていますので、日本の公証人役場にいくことができます。
アメリカ大使館や領事館のサービス時間については、こちらから。
日本の公証人役場の所在地は、こちらから。