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2003年から対米不動産投資、現在は、物件購入せず、独自の手法で100万ドルを年率10%で運用中です

レターヘッド(Letterhead) の重要性

《この記事は、2008年に執筆し、2014年10月24日に加筆しました》

アメリカ不動産投資家の中山道子です。私の自己紹介については、こちらをご覧ください。

対米不動産投資家中山道子プロフィール

海外向けに、証明書類を出していただくとき、「レターヘッド付でお願いします」というと、レターヘッドということ自体が、わかりにくい場合があるようです。

レターヘッドとはなんでしょうか? ちょっとネット上で、画像をサーチしてみましょう。

下は、ロゴを作成することが業務の会社のサンプルイメージのようですので、ちょっと借用させていただいてしまいましょう。

こんな感じの便箋と封筒が、、、

 

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レターへッドとは、一般的な定義では、会社や個人の所在地(住所や連絡先)を明記した、カスタムデザインの便箋。

アメリカをはじめとする欧米式の考え方では、起業したら、ビジネスは、必ず、このレターヘッド作りが第一歩。

これに対し、日本では、小さい個人事業主や、小規模ビジネスでは、海外貿易などを主たる業務としない限り、はんこやゴム印は作っても、ビジネス用の専用便箋なんかは、ほとんど作りませんね。


実は、海外のローン申請書類では、雇用者や税理士さんにお願いする書類は、「向こうの常識では、絶対英文表記の(もある)レターヘッドになっているべき」。

 

 

そんなこといわれても、と思っても、これは、日本のはんこが外人に不合理に見えるのと同じようなもので、日本の銀行に行って押印なしに口座を作ろうとして拒否されても、「くだらない風習だ」と切り捨てるわけには行きません。

この前、ローンの融資のお手伝いをしたお客様の税理士さんは、個人ベースの方で、「ゴム印も作っていません」ということでした。

お客様の納税のお手伝いをされた旨を英文でお書きいただくようにお願いしましたが、ファックスされてきた文書を見て、融資窓口担当者が、


あんなの、見たところ、パソコンで作っただけのものじゃない!あれじゃあ、レターヘッドとはいえないわ。


税理士先生に相談し、結局、先生の税理士資格証をファックスしていただき、融資窓口のほうの理解を得ましたが、こうしたビジネス文化の違いを前提に、書類を作成していく手間が、海外ローン申請なんかには、あるのですね。

 

《2014年現在、当時私が取り扱っていましたオフショア銀行の円ローンは、日本居住者向けには終了していますが、米国の銀行のローンが出やすくなっていますので、30万ドル以上の物件の購入を検討されている場合は、ご連絡ください。》