契約書のやり取りで、「書類にサインをしてください」とお願いすると、日本では、「最後のページだけをサインし、ファックスバックする」方がおいでです。アメリカでは、正式には、契約書、重要書類は、「すべてのページを読み了承しました」ということを表明するため、各ページに、initial【イニシャル。動詞です】ということをします。
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別段、特別なことをするのではなく、ページの右下に、自分のイニシャルを手書きで、入れるのです。私、中山道子なら、MNですね。
例を、下にアップロードしてみました。
このイニシャル、訂正印としても、使います。
下に、その例をアップロードしてみました。
aaaaaとあった箇所を、横棒で消して、その上から、bbbbbと書き、「契約の一方当事者である自分=MNは、これを承認するので、あなたも了承してください」という意味で、半円の半分をあけておきます。そこに、相手は、了承すれば、イニシャルを入れます。
久しぶりに音声ファイルを作ってみました。
なんと言うことない、手続きですが、私同様、初めての取引のとき、いきなり言われて、面食らう方が圧倒的多数だと思います。