アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。2002年からアメリカ不動産に投資をしており、現在、専業投資家です。普段の生活は子育て中の専業主婦と変わらず、セミリタイヤを自称しています。
この記事では、アーリーリタイヤ、早期リタイヤを実現するために、私が鍵と思う3つのポイントをビデオ形式でお届けします。記事のコメントを合わせてご利用ください。
動画は下をクリック↓《 VIMEO 版が作動不良なので、YOUTUBE へと変更しました》
アメリカでは、アーリーリタイヤメントは、FIRE MOVEMENT という形で、近年、広く周知されるに至っていました。
ファイヤーは、Financial Independence, Retire Early の略で、多くのブロガーが、このトピックに関連し、経済的自由と早期退職の方法を指南するサイトを作り、大きな成功を収めています。
私も、昔、こういうブログは随分読んでいました。
近年は、日本でも、ファイヤームーブメントへの紹介がされていたようですね。日経にも紹介がありました。
この方々は、株式市場への投資をリタイヤの資金源とすることが多いのですが、ここ10年ほどの株式市場の盛り上がりは、こういう考え方にとっては、大変魅力的だったと思います。
しかし、不況慣れしていない FIRE リタイヤ志望者の中には、今回の株式市場の下落に対し、一部、悩みも出てきているようで、FIRE ムーブメントのかわりに、下の記事で紹介されている方のように、「できるだけ長く働こうとする考え方のほうが着目されるだろう」と警鐘を鳴らす FIRE リーダーもいるそうです。
FIRE ムーブメントを体現するブログの中には、アフィリ収入で、何十万ドルもの収益が、あがるようなお化けブログがいくつもあり、そうした方々のブログ収入も、FIRE への注目度が下がると、下がるだろうという話でもあるようです。
私自身は、不動産投資が本業であるため、自分の専門性にある程度自信があり、不動産投資を資金源に、セミリタイヤライフを実現する収入を作り上げています。「セミ」であってフルリタイヤでないのは、投資コンサルティングを並行して行っているからです。
私のブログは、20台、30台前半の方々のトラフィックが一番多いのですが、実際には、顧客層は、40台が多いです。
そこで、この記事、ビデオでは、「これから」の方に、アーリーリタイヤ生活ってこんな感じで目指さないと危険かもですよ、ということを、お伝えするために、作りました。
私はお金持ちというほどでないので、本当の資産家様には笑われてしまうかもしれませんが、「仕事がなくても、生活が維持できる」というレベルでの投資収入を実現していますので、自分の投資だけで食っていくという場合の心構えというものを自分なりに整理してみました。
中山流 FIRE《 経済的自立と早期リタイヤを安心して行う方法 》
1) 年収の25%で生活することを目標にした収支と支出のバランスを作り上げる
2) 不動産投資でインカムを作る場合は、銀行融資をできるだけ、使わないこと
3) エクセルシートとお友達に/いい意味でお金の出入りをきちんと掌握
生活が、大体、これらの3つのベクトルを向く所まで行けば、リタイヤしていても、個人レベルの生活において、不況は、本当に全く関係なくなります。不況時に、短期的に投資収入が減ったとしても、平時に毎年何年分もの生活費を貯金してきたのですから、それでカバーすればいいのです。不況は10年、15年に一度位の頻度で来る可能性がありますが、どの場合も、通常、数年しか続きません。私は、常時、生活費は、3年分くらい、現金で積んであります。
他方、上はアバウトなイメージ、あくまで、考え方なので、厳密に、税引き後所得の4分の1で生活することが絶対的な必要条件というわけではないと思います。同様に、多少のローンが残っていても問題ない場合も多いでしょう。私自身、11万ドルのローンが一つだけ残っていて、金利が低いうちは、まあ返してしまうほどのことでもないかなと思っています。
ただ、上の日経新聞でも「所得の7割を貯蓄に回したりする人がいる」と言及がある通り、相続などない状態で、一代で、アーリーリタイヤの資金を、短期間で作るには、どうせ、それくらいの山を乗り越える必要があるのです。
「わざわざそこまで苦労してアーリーリタイヤしても、地味な生活にしかならなさそうだよ、そんなレベルでは、退屈するだけじゃないか、それくらいなら、普通に働いて、退職金や企業年金を待ったほうがずっといいよ」、という感想を持たれる方もいるでしょう。そんなに簡単にできるなら、みんながやっているだろう、それは、その通りでもあるわけです。
よければ、皆さんのご感想や体験談も教えて下さい。
私のこうした専業投資家としての心構えを学びたいということで、投資塾に参加される方も多いです。2020年6月投資塾、絶賛募集中です!
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テクニカル補足 ここ1年 ZOOM を使ってみていましたが、このビデオは、エンジニアの友人に紹介された JITSI (オープンソース、無料)を使って収録しました。
クライアントをダウンロードせずとも、ウエブ EXTENSION だけで、ビデオが録画でき、保存は DROPBOX になります。
ZOOM も安いですが、これなら無料。私のような人間にとってはよい世の中です。。。